【体験談】男性の私が1年間の育休を取得するまで

男性育休

こんにちは!ゆとり父です。

私は男性ですが1年間という長期の育児休業を取得し、現在も育児まっただなかです!

今回はそんな私の体験から「育児休業を取得したいが不安」という男性のために、実際に育休を取得するにあたり考えたことや行ったこと、実際の周囲の反応などをお伝えできたらと思います。

育児休業を取得するための判断材料の一つにしていただけたらと思います。

ゆとり父
ゆとり父
  • 30代の一般社員
  • 会社は社員のほとんどが男性のIT系中小企業
  • 社内での男性の長期の育児休業の実績なし

という私の体験をもとに記事を書いています。

育休を取得した理由

育休を取得することにあたって私なりにメリット・デメリットを整理しました。

メリット
  • はじめから子育てに参加でき、子どもの成長を実感できる
  • 二人で子育てするので夫婦ともに精神的・時間的余裕ができる
  • 夫婦仲が良好になる
ゆとり父
ゆとり父

我が家は共働き家庭で、親に頼る予定もなかったため2人で育休を取らないと妻に負担が集中し、揉める原因になると思っていたので、育休の取得は必須と考えていました。

デメリット
  • 収入が減る
  • 復帰時の仕事に悪影響がある
  • 同僚に迷惑がかかる
ゆとり父
ゆとり父

私の場合育休を取得することは決めていたのですが、それでも会社にどう伝えたらいいか、どういう反応をされるかが不安でとても悩みました。

私の中の優先順位として家庭>>>会社であり、家庭を犠牲にしてまで仕事をするつもりはありませんでした。

特に重視していたのが家での夫婦の作業を平等に保つということで、この観点から、子供ができたら夫婦ともに育休を取得するつもりでいました。

子供のためにも夫婦仲が良好な状態でじっくり育児に向き合いたいと思っていました。

ただ、男性に限らずですが育休を取得するにあたってのデメリットは上記に記載した通り必ず発生します。

収入については、育児休業給付金がありますが、2023年時点でおよそ月収の8割ほどが給付されます。

ただし、あくまで月収ベースであり、ボーナスなどは含まれないため年収としては大幅に下がることを覚悟する必要があります。

また、実際に振り込まれるのは育児休業が始まってから数カ月後になるため、当座の資金は確保しておく必要があります。

我が家では1年間の支出分以上の蓄えができてたいたため問題ないと考えていました。

復帰後の仕事に悪影響がある点ですが、年功序列が崩壊し、成果主義になるつつある現代において、およそ40年ある社会人生活のうちの一年の影響はそこまで大きくないと考えました。

また、育児休業を取得したことを理由に不遇な扱いをすることは法律で禁止されていますし、もし問題が発生した場合は転職してしまえばいいと考えています。

ゆとり父
ゆとり父

実際に、私は過去に一度転職を経験しています

同僚に迷惑がかかる点については、早めに会社に報告し、できるかぎりしっかりと引き継ぎを行うことで対応しました。

あとは上司の采配しだいではありますが、できることは行った以上気にする必要はないと考えました。

これらのデメリットを考慮しても、男性も育児休業を取得するメリットが上回ると私は考えています。

仕事は変えることもできますが、家族の関係は一生続いていくものだからです。

また、人生において大人になってからじっくり時間を使えるまたとない機会になります。

育児休業を取得したいという気持ちがあるならば、ぜひ勇気をもって検討してみてはいかがでしょうか。

育休を取得するにあたり行ったこと

  • 育児休業を取得することの報告
  • 育児休業の手続き
  • 自身の持っている仕事の引き継ぎ

主にこれらのことを行いましたが、それぞれで根回しや悩んだことなどがありましたので一つずつ紹介したいと思います。

育児休業を取得することの報告

まずこれが一番のハードルになると思います。

私の場合、妊娠の数年前から上司と話すタイミングがある都度育児休業を取得したい意向を伝えていました。

私の会社は決して大きくなく、同じ事務所内で男性で長期の育児休業を取得したケースはありませんでした。

そんな中、いきなり育児休業を取得したいと言ってもなかなか難しい(実際は法律で決まっている権利なので取得することはできるはずですが・・)と思い、上司にも心の準備をしてもらう意味も込めて伝えていました。

ゆとり父
ゆとり父

正直、はじめの段階ではあまりいい顔はされませんでした・・・

また、実際に妊娠がわかってから安定期に入ったタイミングですぐに報告しました。

予告してたのが良かったのか、この時は比較的すんなりと受け入れてもらえた用に思います。

早く伝えることで会社側も人が抜けたあとの対応を準備する期間が得られますし、自身が行う必要のある引き継ぎも余裕を持って開始できました。

育児休業の手続き

小さい会社であり、上司にも育児休業に関する知識がなかったため、必要な作業を自分で調べて直接事務処理の担当の人とやりとりをすることになりました。

具体的には育児休業の申請や育児休業給付金、出生の連絡などです。

育児休業給付金などは申請しないと貰えないものになりますので、漏れがないように調査してまとめて会社側に依頼しました。

自身の持っている仕事の引き継ぎ

自身の持っている仕事を棚卸しし、育児休業に入るまでにどこまで終わるか、どの仕事を誰に引き継ぐかを早めに相談し、調整していきました。

どうなっても対応できるように余裕があるうちに引き継ぎ資料を準備し、ものによっては育児休業の2ヶ月前から引き継ぎを開始して問題がないようにっ勧めていました。

育休を取得する・したことを伝えたときの周囲の反応

社長、上司、同僚、友人、妻それぞれで反応がことなりました。

社長は快く賛同していただけました。

上司はやはり直接的に仕事の調整などの影響があるため、理解はしめしてくれましたができるだけ早く戻ってきてほしいという内容のことを言われました。

ゆとり父
ゆとり父

気持ちは理解できますが、調整のために十分早く伝えているし引き継ぎもこなしているため、それ以上は上司の仕事としてしっかり期間は取ることにしました

同僚たちは祝福してくれました。

友人たちもとてもいいねといってくれました。

ゆとり母
ゆとり母

実際に取得してもらって本当によかったです

夫が仕事していることを想像すると、赤ちゃんが夜泣きさせしまうだけで気を遣ってしまう自分が目に浮かびました

その点夫も育休取得していれば、夫が寝られなくても当たり前と割り切れます

産後のガルガル期と言われるような精神状態も経験せず、毎日気持ちよく育児を行えているのは2人で育休取得をしたからだと思っています

授乳以外の育児すべてできる夫がいることで、心配なく職場復帰できそうです

まとめ

育児休業は家族が増えるというタイミングでこれからの生活を見直せる貴重な機会であり、妻や子どもと一番長く一緒にいられる時間になります。

仕事が忙しい場合や会社の制度がしっかりしていない、上司に理解がないなどいろんなハードルがあると思いますが、育児休業を取得したいという気持ちがある方にこの記事が参考になれば幸いです。

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