こんにちは、ゆとり父です!
「育休を取得したいけど期間をどうしたらいいかわからない」とお悩みの男性の皆様!
今回は男性が育休を取得すべき期間について解説します。
この記事は次のような人におすすめ!
- 男性が育休が取得できるかわからない
- 育休をどれだけの期間取得したらいいかわからない
- 育休を取得したいけど仕事も休みにくいから抵抗がある
もうすぐ子どもが生まれるから育休の取得を検討しているけどどうしたらいいかわからない・・・
そんな方も多いと思います。
今回の記事では、そもそも男性育休とはなにか、みんながどれだけの期間を取得しているかから、取得する期間ごとに、育休を取得しているとできることについてまで詳しく解説していきます。
現在育休取得中の僕が、実体験もまじえて解説しますので参考にしてください!
僕は最大の1年間で育休を取得しました!
男性育休とは?
そもそも男性育休とはなんでしょうか?
それはたんに男性が取得する育児休業のこと。
そもそも制度としての育児休業は男性・女性の区分けはありません。
取得できる期間も基本的には同じで、出生予定日から子どもが1歳になるまでの1年間です。
つまり、男性・女性によらず子育てのために1年間の育児休業が取得できるということです。
保育園に入れなかった場合の育休の延長も同様です。
厳密にいうと女性には産休、男性には産後パパ育休があるため実際の取得期間は変わりますが、育児休業の制度として変わらないためここでは割愛します。
※産後パパ育休と男性育休は別制度になります。
実際に僕が育児休業を取得して驚いたのが、男性の中には男も育児休業が取得できるということすら知らなかった人が多くいたこと。
男性も女性と同様に子育てのための権利があることを把握しておきましょう。
一般的な男性育休の取得期間は?
まずは一般的な男性の育休取得期間について見ていきましょう。
厚生労働省の「令和3年度雇用均等基本調査」によると、もっとも多いのが「5日~2週間未満」で26.5%になります。
次いで「5日未満」が 25.0%、「1か月~3か月未満」が 24.5%となっており、なんと2週間未満が5割以上となっています。
3ヶ月以上取得している人の割合は10%ほどしかありません。
一方で女性の育休取得期間は10ヶ月以上が80%を超えています。
逆に3ヶ月未満は1%ほどしかありません。
男性も1年間の育児休業を取得する権利があるにも関わらず、実態としては多くても1ヶ月程度しか取得していないというのが現状ということです。
個人的にはとてももったいないことだと思っています。
せっかく子どもと、そして妻とゆっくり向き合うことのできる期間が得られるのです。
できる限り長く取得する方が今後の人生のためにもおすすめです。
育休取得期間別のできること・できないこと
それでは、ここからは育休取得期間別のできること・できないことについて解説します。
育児休業の取得は法律に認められた権利です。
職場の環境や周りに流されず、夫婦で話し合って必要な期間を決めるのが大切です。
以下の解説はその参考にしていただければと思います。
育休取得1ヶ月未満
【ママの状況】
・「産褥期」と言われる期間で、体・メンタルともに回復していない状態
・育児も慣れておらず、一人では不安
・夜泣きも多く、睡眠不足になりがちな期間
【赤ちゃんの状況】
・2~3時間に授乳・ミルクが必要
・おしっこ・排便も頻回で、おむつ替えも頻繁に必要
・寝ている時間が長いが、呼吸機能なども未発達なので注意が必要
・大人と同じお風呂には入れないので沐浴が必要
【パパが育休を取得しているとできること】
・出生届などの各種手続き
・家の赤ちゃん受け入れ準備、赤ちゃん用品の準備
・ミルクやおむつ替え、沐浴などの赤ちゃんのお世話
・掃除洗濯料理などの家事
ママが一番大変な時期です。
役所に行く手続きや家事なども含めてできることはなんでもやりたいところ。
僕もこの期間は役所や買い物など外に行く用事はすべてこなしていました。
育休取得1~3ヶ月未満
【ママの状況】
・体調が落ち着いてくるがまだまだ万全にはほど遠い状態
・少しずつ育児に慣れてくるが、赤ちゃんもどんどん成長しするころ。
体重が2倍以上になり、乳児湿疹や嘔吐などの体調変化も大きく心配事が絶えない
・夜泣きもまだまだ多く、睡眠不足になりがちな期間
【赤ちゃんの状況】
・少しずつ授乳・ミルクの量が増え、起きる時間も伸びてくる頃
・大人と同じお風呂に入れるようになる
・1ヶ月検診
・外出もできるようになる
・予防接種が始まる
・お宮参り
【パパが育休を取得しているとできること】
・ミルクやおむつ替え、お風呂、寝かしつけ、抱っこなどの赤ちゃんのお世話
・掃除洗濯料理などの家事
・赤ちゃんとのお出かけやコミュニケーション
ママも体調が回復し、外出できるようになってきます。
赤ちゃんはまだまだ目が離せず一人の時間を取ることもほとんどできません。
パパ一人で赤ちゃんのお世話をできるようになって、ママに休憩する時間を作れるようにできるといいですね。
ちなみに、赤ちゃんとのお留守番についてはこちらの記事で解説しています。
育休取得3ヶ月~5ヶ月未満
【ママの状況】
・激しい運動は難しいが日常生活は問題ないくらいになる
・育児に慣れてきて、赤ちゃんの夜寝る時間も長くなってくる頃
【赤ちゃんの状況】
・起きている時間が長くなり、感情もはっきりしてくる
・首が座り始める
・3ヶ月検診
・お食い初め
【パパが育休を取得しているとできること】
・ミルクやおむつ替え、お風呂、寝かしつけ、抱っこなどの赤ちゃんのお世話
・掃除洗濯料理などの家事
・赤ちゃんとのお出かけやコミュニケーション
赤ちゃんの首が座り始め、お出かけなどもしやすくなってくる頃。
リフレッシュのために赤ちゃんとの旅行を計画してみてもいいかも。
育休取得5ヶ月~7ヶ月未満
【ママの状況】
・出産の影響はほぼなくなってくる頃
・夜の授乳は続いているため寝不足な日も。
【赤ちゃんの状況】
・離乳食が始まる
・乳歯が生えはじめる
・多くの保育園に入れるようになる
・ハーフバースデー
【パパが育休を取得しているとできること】
・離乳食・ミルクやおむつ替え、お風呂、寝かしつけ、抱っこなどの赤ちゃんのお世話
・掃除洗濯料理などの家事
・赤ちゃんとのお出かけやコミュニケーション
離乳食という新しいことが始まります。
たくさん汚したりするので、一人だと大変。
一緒にできるといいですね。
育休取得7ヶ月~12ヶ月未満
【赤ちゃんの状況】
・はいはい、つかまり立ち、伝い歩きと徐々に行動範囲が広がっていくころ
【パパのできること】
・離乳食・ミルクやおむつ替え、お風呂、寝かしつけ、抱っこなどの赤ちゃんのお世話
・掃除洗濯料理などの家事
・赤ちゃんとのお出かけやコミュニケーション
・赤ちゃんの行動範囲に合わせた家具の変更など
はいはいが始まると家の中で行ってほしくない場所などもでてきます。
家具のレイアウトなども大きく変わるかもしれません。
できればこの時期までは育休を取得してママといっしょに考えられるといいですね。
育休取得1年以上
【赤ちゃんの状況】
・一人歩きができるようになる
・大人の言葉が理解できるようになる
・公園デビューの時期
1年通して赤ちゃんと一緒に過ごすことで、赤ちゃんとのコミュニケーションもしっかりとれます。
育児レベルもきっとママと同じレベルになっていることでしょう。
職場に復帰してからもきっと良好な関係が続けられるようになると思います!
まとめ
一生でパパとママが子どもと一緒に過ごせる時間は、ママが約7年6ヶ月、父親は約3年4ヶ月と言われています。
ただでさえ少ない子どもと一緒に過ごせる時間を一番長くできるのが育休期間です。
また、子供だけでなくママと一緒に過ごす時間も増やすことができ、今後の人生設計を見つめ直すこともできるはずです。
育休を取得するというのはその取得した期間だけでなく、その後一生続く家族との時間のために重要な意味を持つものになります。
個人的には、できるだけ長い期間(おすすめは7ヶ月以上)を取得することをおすすめします。
それでも長期の育休を取ることに抵抗がある方は、下記の記事を参考にしてください。
僕が育休を取得する際に行ったこと、感じたことを記事にしています。
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